2018.10.21
死にかけ対談、東京大阪11月
ノンフィクション「アメリカ死にかけ物語」刊行を記念して、
著者の、詩人で小説家のリン・ディンさんと対談いたします。
リン・ディンといえば外国文学ファンにはおなじみの、そう!
衝撃の短編集「血液と石鹸」(柴田元幸訳・2008年早川書房)のリン・ディンであります!
やったー!
今回の対談は、東京と大阪の2ヶ所です。
ぜひみなさん、ふるってご参加くださいませ!!
※川上にたいして危害を加えるという予告があったために、わたしの出演は取りやめることになりました。
ご迷惑とご心配をおかけしますが、何卒ご了承いただけますと幸いです。
リン・ディンさんの対談のお相手は、11月18日は、柴田元幸さん、翻訳者の小澤身和子さん、25日大阪は、岸政彦さんに変更されます。
チケットの払い戻しなどについては各書店のページでご確認いただけますよう、よろしくお願いいたします。
<旅をしながら出会ったホームレス、ドラッグ中毒、アル中。
見過ごされた人々の「忘れられた声」を鋭く優しく描いた、
死にかけで生きてるアメリカ崩壊の記録>
リンが目にした、文字通り死にかけているアメリカ。
貧困、格差。人生はなんでこんな作りになってんの。
生まれたときから死にかけで、圧倒的に絶望的。
それでも街も人も国もまだ生きている、完全には死んでいないその理由。
すべての人に人生があるということに直にふれるような、
人々の「ほんとうの声」を集めた真に素晴らしい仕事、一冊です。
素晴らしい帯は、岸政彦さん。
わたしは帯と、巻末に30枚弱のエッセイを寄せました。
本書の魅力と凄まじさ、リンの文章と眼差しの鋭さ優しさについては、
全力でエッセイに書きましたが、
あらためてリンに恥じない仕事をしなければならないという思いを強くしました。
当日は、本当に聞きたいこと、
語りあいたいことがたくさんあって、今から本当に楽しみです。
リンと大阪の街に行けるのも楽しみ。
みなさんにお会いできますように。
<リンの著作。詩はまだ翻訳されていないけれど「血液と石鹸」の柴田先生のあとがきで少し読めたりします。素晴らしいです。>
『アメリカ死にかけ物語』(河出書房新社) 刊行記念
リン・ディン × 川上未映子 トーク&サイン会
【東京】
2018年11月18日18時
青山ブックセンター
【大阪】
2018年11月25日14時
スタンダードブックストア
イベントの詳細はそれぞれのHPでよろしくお願いします。
みなさまにお会いできるのを楽しみにしています!
<リンとわたし@NY>